2009年度の活動

2010.2.27. 第4回「楽しくドイツ語を話す会」開催

会場は船橋市中央公民館。清野智昭先生指導の下、ドイツ人留学生数人も参加してさまざまなカードなどを駆使したゲーム、会話を通じてドイツ語を学んだ。この後、近くの居酒屋でビールを片手に楽しい「実戦的なドイツ語」会話にも取り組み、時間を忘れた。

2010.1.30. 新春講演会開催


講演するプリンツ公使

千葉市中央区・ホテル「プラザ菜の花」で、ドイツ連邦共和国大使館公使、Dr.アンナ・プリンツ女史による講演会を開催した。プリンツ公使は、ゲッティング大学、ハノーファー大学、米ハーバード大学などで政治学、ロシア語、法学、英語英文学、行政管理論、経済学、国際関係論などを学び、4子の母親。2008年3月から在日している。講演は「ドイツ統一20周年 政治、経済の動向」をテーマに、ベルリンの壁崩壊と東西統一以降から今日に至る状況を拡大EUとの関係に触れながら、詳細に話した。


プリンツ公使と堂本前千葉県知事

講演終了後、同ホテル1階のレストラン「フロール」で懇親会を開き、平尾浩三当協会会長、プリンツ公使の挨拶に続いて、来賓の堂本暁子前千葉県知事がマイクを握り、デュッセルドルフ市の故エルヴィン市長の大変な熱意で同市と千葉県の友好交流が2005年に始まった秘話を披露した。さらに、前年に研修生として来県し、その後千葉大留学生となったモルゲンシュテルン君、習志野市より教育功労賞を授与された当協会理事友野信善氏のスピーチがあり、賑やかで和やかなひと時を過ごした。

2009.12.12. 忘年会開催


熱唱


手拍子

千葉市稲毛区の新高洲橋近くのカフェ「JIN」で開いた。久々の「会」とあって31人が参加した。店が用意した食事・飲み物のほか、会員が持ち寄ったワイン、スピリッツ、あるいは関係会社から差し入れられたソーセージ、ハムなどが所狭しと並べられる中、菩提樹、ローレライ、野ばらなど会員大好きなドイツリートの生オケに酔いしれた。

2009.11.29. 第3回「楽しくドイツ語を話す会」開催

会場は船橋市中央公民館。清野智昭先生の指導で、工夫されたカードを使った、ゲーム感覚で学ぶドイツ語会話は会員に好評。ドイツ人留学生も加わっての2次会・教室も楽しい。

2009.11.15. 第15回ドイツ軍人慰霊祭開催

千葉県日独協会発足のきっかけとなったドイツ軍人慰霊祭が船橋市・市営船橋霊園で行なわれた。参加者は、習志野第九合唱団の15人を含む60人。全員で黙とうのあと、宗宮好和会長代行、ドイツ大使館武官ヴォルフガンク・フリッシュフート空軍大佐が追悼・慰霊の言葉を述べた。また、矢野治船橋市環境衛生課長、加藤清一習志野市教育委員会生涯教育部長(いずれも市長代理)が慰霊の辞を述べたあと、参加者全員が献花した。同霊園近くの自衛隊第一空挺団習志野駐屯地食堂に会場を移して直会を行なった。同空挺団長代理の平井祐司第一科長、地元の縄田豊治船橋市習志野自治会長も参加した。

2009.10.3 - 4. 「グローバルフェスタ・ジャパン2009」に参加

「グローバルフェスタ・ジャパン2009」は東京・日比谷公園で開催され、250以上の団体が出展し、さまざまな国際協力の取り組みを発表した。これは外務省、国際協力機構(JICA)、国際協力NGO センター(JANIC) の共催によるもので、今年のテーマは「環境と気候変動」。千葉県が県レベルでは唯一の参加で、デュッセルドルフ市との交流を写真展示で紹介した。この中で、当協会の協力が詳述された。

2009.9.5. 第12回チター演奏会開催

JR津田沼駅南口モリシアビル11階・銀座アスター津田沼賓館で、40人が参加して開催。この演奏会は1997年6月28日から始まり、2005年の「ドイツに親しむ3日間」の演奏会も含めて丁度12回目の恒例行事となった。当協会理事で、日本チター協会会長の内藤敏子先生、共演者でハーモニカの竹内克好氏(元埼玉県教育長)、ハックブレットの菅野さおりさんが次々に演奏、共演に入った。最後に、内藤先生の伴奏で参加者ともども「ローレライ」を合唱して、散会した。

2009.8.23. 「第3回グローバルフェスタChiba」に出展

千葉大学けやき会.館で開かれたフェスタに、当協会も「国際協力・展示部門」に参加した。「ドイツと千葉県」の写真展示、マーレンの展示・実演(道野眞知子さん)に、新たに「ドイツの食文化」を紹介するためソーセージの販売を行なった。これはタカラ食品工業(株)市原工場の協力で、本場ドイツの修業豊かなスタッフが会場でソーセージを焼き揚げ、ホットドックを提供するなど好評を得た。今年の参加団体は計47団体、入場者数は1,500 人だった。

2009.7.24. 第1回「楽しくドイツ語を話す夕べ」開催


恒例となった居酒屋教室

会場は船橋市中央公民館。当協会理事で千葉大学言語センター准教授清野智昭先生を講師に、会員20人が参加して開かれた。清野先生はNHK ラジオのドイツ語講師として知られるベテラン。千葉大学に留学中のドイツ人大学生5人(男性2、女性3人)、そして日本人女子学生1人も加わって、賑やかな「話す会」となった。この後、恒例の「居酒屋教室」で、日常会話に興じた。

2009.6.27. 講演会「ドイツ兵士のみたNARASHINO」開催

千葉市生涯学習センター「メディアエッグ」で、習志野市教育委員会社会教育課長、星昌幸氏を講師にお招きして、当協会会員ら60人が聴き入った。星課長は、第一次世界大戦時に捕虜として習志野俘虜収容所に収容されたドイツ兵士と日本人との交流を長年にわたり調査・研究され「ドイツ兵士の見たニッポン 習志野俘虜収容所 1915 ? 1920」(習志野市教育委員会編、丸善株式会社)をまとめられた。前年の2008(平成20)年は第一次世界大戦終了から90年にあたる。これを記念して習志野俘虜収容所の跡地・習志野市東習志野4~5丁目の一角に「ドイツ捕虜オーケストラの碑」が建立されたが、改めて千葉県、習志野とドイツとの交流の「原点」ともいえる俘虜収容所の歴史に思いを馳せた。

2009.5.16. 2009(平成21)年年次総会と講演会を開催

会場は西船橋の「フローラ西船」。恒例により前年度事業の報告、同決算及び会計監査報告のほか、2009年度の事業計画、役員改選などが全会一致で可決・承認された。
このあと、当協会会員で、経営工学技術士、奥猛氏(元日本国有鉄道経営計画室計画主幹)から「二十年後の鉄道システムについて」と題する講演を行った。同氏は、世界的な石油高騰と温暖化対策のために日本ではハイブリッド車が出現しているが、走行距離にまだ問題があり、中長距離輸送には新幹線などの新しい鉄道利用構想・制度等が求められているとして「20年後には鉄道ルネサンスが実現しているだろう」との話しに、40人近い会員が聴き入った。

2009.4.20~22. 2009年全国日独協会連合会総会開催

千葉市・幕張メッセ国際会議場301号会議室において全国日独協会主催、千葉県日独協会主管のもとに開催され、総会史上初めてとなる29協会が参加した。一連の総会議事を終了後の夕刻より、デァ・ドイツ連邦共和国大使夫妻、森田千葉県知事、鈴木千葉国際コンベンションビューロー専務理事を来賓に迎えての懇親会では、全国の26協会・81人が参加して賑やかで和気あいあいの交流を行なった。
これに先立ち、同日午後に連合会総会に参加する10協会・21人が千葉市稲毛区にある放射線医学研究所を見学した。小野浩・当協会常任理事の案内で、同研究所にある世界初の重粒子線がん治療装置 HIMAC は1993年に完成し、翌年から臨床試行を開始。これまで難治とされたがん患者 4,500 人を治療するなど世界的に知られた実績に、参加者の関心は大きかった。
また、連合会総会の付帯行事としてバス旅行を4月22日、実施した。参加者26人(うち、当協会会員16人)で、成田旅の駅観光センター~新勝寺参拝と境内、つつじの公園~市原かずさアカデミアパーク~千葉県の誇る DNA 研究所でヒトゲノム研究に目を見張り~周囲の乱開発激しい證誠寺~海ぼたるなどを見学した。

2009.4.11. 高橋麻里子さん第3回デュオコンサート

ドイツから1年ぶりで親子3人で帰国した高橋麻里子さん(当協会会員)夫妻が千葉市生涯学習センターで、ベートーべンのヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調作品24(春)、シューマンのヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調作品105など5曲を演奏し、約200人の聴衆の喝采を浴びた。