2011年度の活動

2012.2.25. 新春講演会開催


講演中の子安美知子先生

早稲田大学名誉教授(当協会々員)子安美智子先生による講演「ミヒャエル・エンデと21世紀~今、なぜ、あのベストセラー作家?~」を千葉市生涯学習センターで開催した。子安先生の10年に及ぶエンデとの親交とエンデ作品の今日的問題提起、さらに自身が深く傾倒し実践するシュタイナー思想をめぐるお話に多くの聴衆が感銘を受けた。このあとの質疑でも、女子高校生からも活発な質問が出たり、懇親会でも談笑が絶えなかった。

2011.12.20. クリスマス会・忘年会開催

千葉県八千代市のレストラン「洋食亭ブラームス」のヨーロッパ風の雰囲気漂う会場で、普段会話を交わす機会が少ない会員どうしが打ちとけあって談笑し、夜の更けるのも忘れた。

2011.12.18. 第34回習志野第九演奏会(習志野文化ホール)を後援

 

2011.11.17.  御宿町において日独交流150周年記念菩提樹植樹祭

ドイツとの交流が長い御宿町の御宿小学校で、同町と五倫文庫の主催で菩提樹植樹祭が行われた。ドイツ大使館からクラウス・シュミット文化部長が主賓として招かれたほか、高野元駐独大使、石田義弘町長ら町幹部、五倫文庫幹部、当協会から宗宮好和会長ら多数が出席した。御宿町は、当協会会員で五倫文庫理事長・伊藤良昌氏、ハーモニック・ドライブ・システムズ社会長でフランクフルトのハインリッヒ・ホフマン協会理事・伊藤光昌氏兄弟の実家がある。伊藤氏の父、伊藤庸二氏が昭和初期に海軍派遣留学生として訪独したのが縁で日独の交流が深まった。庸二氏は近代絵本のルーツともいわれるハイリッヒ・ホフマン作『ぼうぼうあたま(Struwwelpeter)』の翻訳者としても知られる。氏がドレスデン工科大学在学当時の恩師バルクハウゼン博士が後に来日した際、御宿小学校に月桂樹を植樹をしており、今回の記念菩提樹はその近くに植えられた。同町ではこのほか、御宿歴史民俗資料館、布施小学校にも植樹された。

2011.11.13. 第17回ドイツ軍人慰霊祭開催


慰霊際で挨拶するグトー大佐

これは当協会の主要行事のひとつである。第一次世界大戦で日本の俘虜となったドイツ軍人約1,000人が1915-19にかけて習志野俘虜収容所に収容されていたが、当時大流行したスペイン風邪などにより30人の兵士が死去、船橋市営習志野霊園に埋葬された。当協会は1996(平成8)年の設立以来「ドイツ国民哀悼の日」に合わせて、毎年慰霊祭を行ってきた。2011年にはドイツ大使館からヨアヒム・グトー海軍大佐をはじめ、船橋市、習志野市の幹部、自衛隊習志野第一空挺団幹部らの来賓を迎えて、埋葬されている兵士、世界の戦争犠牲者の冥福を祈った。

2011.11.13. 船橋市飯山満町の阿弥陀山清房院において日独交流150周年記念菩提樹植樹祭


植樹する林静誠氏、
グトー大佐、宗宮会長

ちょうど150年前の1861年1月、日本とドイツ(当時、プロイセン)との間に「日独修好通商条約」が締結された。これを記念してさまざまな行事が計画されたが、菩提樹植樹祭もその一つであある。ドイツ側から日本に寄贈されることになった記念の150本(実際は167本)のうち、千葉県日独協会が全国で最多の30本を引き受けた(大阪25、いわき21、香川20、東京6各本)。当協会顧問の林静誠氏のご尊父が建立された阿弥陀山清房院(船橋市飯山満町2-760)では、同日午前に行なわれたドイツ軍人慰霊祭の後、関係者が集まり、清房院の林静誠氏、ドイツ大使館武官のグトー海軍大佐、宗宮好和当協会会長が穴掘りをし寄贈の2本が植えられた。その後橋口昭八副会長ら関係者が次々に土をかけて、盛大且つ厳粛のうちに植樹を終えた。

千葉県内の「日独交流150周年」記念菩提樹の寄贈先・植樹先はこちら。

2011.10.23. 「ドイツフェスティバル」と「ドイツ統一記念日レセプション」に参加

東京・広尾の有栖川宮記念公園とドイツ大使館を会場に日独交流150周年のハイライト・イベント「ドイツフェスティバル - 絆をつなごうドイツと日本」が開催された。クリスティアン・ヴルフ大統領と皇太子殿下による菩提樹の植樹があったほか、ドイツ企業のテントやビールの販売もあったりで、2万人の参加者で賑わった。当協会からは宗宮好和会長、橋口昭八副会長ら理事5人が参加。同日夕刻には大使公邸で開かれた「ドイツ統一記念日レセプション」には宗宮会長も招待された。ドイツ開催のサッカー女子ワールドカップで優勝した「なでしこジャパン」の話題が東日本大震災と福島原発事故の悲惨さがともすれば暗くなりがちな雰囲気を和らげ、友好を深めた。

2011.10.13.-10.17. ドイツ語勉強会開催

会場は船橋中央公民館。当協会名誉会長・東大名誉教授平尾浩三先生を講師に、当協会々員、大河内ロスウィータ氏が発音などで協力して、ルイゼ・リンダー(Luise Rinder) 著「Gibt es Gott ?」(神は本当にいるのか?)の購読を中心に、多様な角度からドイツ語を学んだ。受講生は会員のほか、希望者多数。

2011.10.8 . - 9.  日独交流150周年記念「ドイツフェア & 習志野グルメフェスタ」を後援

JR津田沼駅南口・津田沼公園、モリシアセンターコートで実施。当協会は「習志野市とドイツ」などの写真展を実施したほか、当協会理事で日本チター協会会長内藤敏子先生が「チターを楽しむ集い」に出演した。

2011.8.20. 「日独交流150周年記念講演会」を開催


講演するナンディ氏と清野先生


千葉大学けやき会館大ホール

千葉大学言語センターと当協会の共催により千葉大学西千葉キャンパス「けやき会館」.で開催した。当協会理事で千葉大学言語センター准教授清野智昭先生が「外国語の効率の良い勉強法~とくにドイツ語を例として」を講演。続いて、習志野市に工場を展開したメルセデス・ベンツ日本(株)代表取締役副社長マークオリバー・ナンディ氏が「ドイツ人気質と技術革新~メルセデス・ベンツの125年」の講演したほか、当協会が「ドイツと千葉県150年」のタイトルで協会が所有する多くの写真、資料、新しく発掘された日独交流秘話で展示を行ない、来場者の認識を深めてもらった。

2011.8.6.ドイツの少年・少女、東日本大震災の被災地である千葉県旭市を視察

ブレーマーハーフェンのイマヌエル・シューレからリザ・ワルターさん(14) とマルビン・マークヴァルト君(15)がイェンス・カーステンセン先生に引率され、カメラマンとともに来日した。大震災の惨禍状況視察と、日本の同世代の被災者の当時の行動を知るため。当協会は、ドイツ大使館からの要請で8月6日に宗宮好和会長、橋口昭八副会長、坂本宗秋常任理事が旭市飯岡に一行を案内した。同地在住の大友勝廣・市観光協会会長(当協会会員)の協力により、海岸近くにある飯岡中学校の梶山定一校長先生、男子生徒2人とともに2時間にわたり被災体験を聞きながら、意見交換を行った。被災当日、その男子生徒2人は避難所にいたが、津波が来ないと考えて帰宅した。その直後、大津波が襲来し、必死の思いで逃げた、という。学校の被災状況を視察後、大友会員の車で市内の被災各地を見て回った。被害の生々しい現状と説明にドイツ人生徒たちは大きなショックを受けていた。ドイツ人生徒を追ったドキュメント・フィルムは次の URL で見ることができる。
http://iks-medien.de/?p=2189

2011.5.14.  年次総会と記念講演会の開催

会場は「フローラ西船橋」。去る3.11.の東日本大地震・巨大津波の犠牲者に黙祷を捧げた後、恒例の前年度事業報告、決算報告及び会計監査報告があった。続いて、新年度事業計画、予算などの審議、決議。各担当理事から習志野俘虜収容所など日独交流史を探る「ボトルシップ研究会」の発足、「日独交流150周年記念講演会」や「同記念菩提樹植樹」の特別報告が行われた。

このあと、当協会会長、宗宮好和千葉大学名誉名誉教授の「ドイツ語の意味論」の講演があった。スライドを用いて、ことばの様々な次元の「意味」の説明がされた。ことばの複雑さと面白さを改めて知ることになった。

2011.4.~5.14. 東日本大震災義捐金募集

当協会員の個人58人、法人1の計59人・法人から\387,500 の募金が寄せられ、千葉県災害対策本部へ5月17日に全額、寄贈した。